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早稲田大学戦詳細

更新日:2020年8月6日


1.    試合概要 試合名称:関東学生アメリカンフットボールTOP8リーグ戦・第6節 対戦相手:早稲田大学(以下、早稲田と記載) 対戦日時:2018年11月25日(日)16時45分キックオフ 試合場所:横浜スタジアム 2.    スコア



3.    試合経過 1Q 2018年度TOP8リーグ戦第最終節は、今シーズン一番の客入りとなった横浜スタジアムで行われた。この試合、法政大学は6点差以上で勝てばリーグ戦優勝が決まる大一番を迎える。 試合は、早稲田のキックオフで開始。WR#11高津佐の16ydのリターンで法政は自陣25ydからのオフェンスとなる。この試合、先発QBポジションについたのは#11高津佐。1プレー目、高津佐が早稲田DLにサックされ5yd下がってしまう。しかし、次にQBポジションについた#8小田賀がRB#30阿部にハンドオフ、阿部がDLの間を抜け15yd進みファーストダウン更新。QBには再び#11高津佐が戻り、WRのポジションについた小田賀にショートパスを投げ2yd進む。さらに法政は3人目となるQBにオプションを得意とする#12勝本を投入。その勝本が右に走り14yd進み、再びファーストダウン更新。この後、三度#11高津佐がQBポジションにつきWR#7糸川へのショートパスを通し5yd前進。次のプレーではWR#15柴崎がインサイドレシーバーの位置からシフト、QBの位置に入りセンターからスナップを受け、RB#3岩田にハンドオフ。これまでには見せてこなかったオフェンスで相手ディフェンスの混乱を狙う。 3rdダウン5の状況でQB#8小田賀からWR#11高津佐に18ydのパスが通りファーストダウン更新。その後もランとパスを織り交ぜ、早稲田ディフェンスに的を絞らせないオフェンスでエンドゾーンまでは残り12yd。QB#11高津佐はパスフェイクからハンドオフをすると見せかけ、自分で走りタックルを受けながらもそのままエンドゾーンへ持ち込みタッチダウン。先制のタッチダウンかと思われたこのプレーはホールディングの反則により取り消されてしまう。10ydの罰退後、再びファーストダウンとなり、その後2yd進みサードダウンロングの場面でWR#81神へのTDパスを狙うもカバーに付いた相手DBにインターセプトされてしまいこのシリーズは無得点で終わる。 早稲田のオフェンスは自陣20yd地点からだったがOLのフォルススタートにより5yd下がった地点からファーストダウンの攻撃。ここはDL#97利根川のロスタックルやDB#34藤田のパスカバーなどで早稲田のオフェンスを封じパントへと追い込む。 このパントは#11高津佐が8ydリターン、法政は自陣52ydからオフェンスを再開。QB#11高津佐からWR#81神への13ydのパス、WR#80小山への29ydのパスが連続で決まり一気にゴール前10ydまで迫る。しかし、ランでの突破を試みるも相手ゴール前ディフェンスに阻まれ、タッチダウンは奪えず4thダウンはフィールドゴールを選択、K#36三宅が23ydのフィールドゴールを決め先制する。(法政3-早稲田0) 先制後、法政のキックから試合再開。早稲田は自陣38ydからのオフェンス。2プレー目にLB#47松永のタックルでファンブルを誘うがこのボールは早稲田がキープ。ファーストダウンまで残り12ydでサードダウンの攻撃。カバーディフェンスの間を突かれパスを通される。その後、早稲田のランプレーで前進され1Qが終了。

2Q 1Qに続き早稲田オフェンスから試合再開。ここは早稲田オフェンスを法政ディフェンスがしっかり抑えパントとする。 続く法政のオフェンスはRB#30阿部のランプレー、WR#2南河へのパスが決まりファーストダウン獲得。しかし、QB#8小田賀からWR#81神へ投じられたパスは一度キャッチしたもののタックルを受けファンブルロスト。そのボールを早稲田が抑え自陣24ydの苦しいところで攻守交替。 苦しいフィールドポジションから早稲田にランプレーで中央を抜かれ一気にゴール前6ydまで攻め込まれると、最後は相手エースレシーバーにショートパスを決められタッチダウンを許す。(法政3-早稲田7) 早稲田のキックオフから再開。#11高津佐が25ydリターンし自陣35ydからのオフェンス。QB#8小田賀が50ydの超ロングパスを狙うも失敗。その後のオフェンスも封じられスリーアンドアウトでこのシリーズはパントとなる。 しかし続く早稲田オフェンスに対し、2戦連続で完封をしてきた今シーズン好調なディフェンス陣が躍動。DL#97利根川のQBサック、LB#47松永のロスタックルなどでこのシリーズも一度もファーストダウンを更新させる事なくパントへ追い込む。 ディフェンスが作ったいい流れをオフェンスにも繋げたいところだったが1プレー目の攻撃でQB#8小田賀がWR#81神を狙ったパスが短くなり、この日二度目のインターセプトを喫する。そのまま32ydをリターンされ自陣深くまでフィールドポジションを奪い返される。その後のパスでゴール前5ydまで攻められると、最後はQBがRBにトスしそのまま走りタッチダウン。PATは#97利根川がボールに触るものの決まってしまいさらに差を広げられる。(法政3-早稲田14) 点差による勝敗も大きく関わるこの試合、差を縮めたい法政は自陣22ydからのオフェンス。ここでこれまで法政オフェンスの核となりこれまでも度々、ビックプレーを見せてきたエースWR高津佐が魅せる。RB#3岩田のランで6yd進み、続く2プレー目、QB#8小田賀からWR#11高津佐へ20ydのパスが通り、ボールをキャッチした高津佐はタックラーを一人かわすとランアフターキャッチで追いすがる早稲田ディフェンス陣もかわし、そのまま一気に72ydのタッチダウン。PATもK#36三宅が決め点差を縮める。(法政10-早稲田14) このまま勢いに乗りたい法政。K#36三宅が敵陣深くに蹴り込みタッチバックとさせる。早稲田オフェンスはDL#52山岸がQBサックをするなど自陣への侵入を許さずパントとさせる。 代わって法政のオフェンスはパスで攻め込む。#11高津佐からWR#7糸川、#81神へのパスが通りテンポよく攻め込むが、敵陣47ydの地点でフォースダウンに追い込まれる。そして2Q残り11秒からフォースダウンギャンブル。WR#2南河への22ydのパスが通り、ギャンブル成功。そのままラインの外に出て時計を止めフィールドコールレンジに入る。最後はK#36三宅がFGを決め一点差で追いかける展開で前半を終える。 (法政13-早稲田14)

3Q 法政のキックオフから後半開始。法政はこれ以上点差を広げられると苦しくなるがこのクォーターは早稲田が攻める。 26ydリターンし早稲田は自陣31yd地点からのオフェンス。ランプレーで小刻みに前進され、さらに長短のパスも投げ分けられ完全に早稲田のペースで試合が進む。法政もDL#99山下のロスタックルなどで3度サードダウンまで追い込むも早稲田オフェンスを止められずゴール前8ydまで攻め込まれる。パスインコンプリートを一回挟み、早稲田のオフェンスが続くがここで今度はディフェンスのビックプレーが飛び出す。DLのラッシュからQBのパスをDL#9吉田がパスカット、弾かれたボールに反応し自ら抑えインターセプト。ゴール前の窮地を救うプレーで反撃にのぞみをつなげる。 その流れでモメンタムをつかみたい法政は今シーズン再三、法政のピンチを救ってきたRB陣を使い前進していく。さらに#11高津佐のランプレーや#8小田賀から#81神へのパスなどで敵陣へと徐々に攻め入るが#11高津佐がWR#81神を狙ったパスがインターセプトされてしまう。 再び攻撃権を奪われ、早稲田は自陣34ydからのオフェンス。34ydのロングパスを決められ、一気にFGレンジに侵入されるが、DL#9吉田のQBサックで3Q終了。

4Q ここで早稲田オフェンスを止めたい法政だったがランプレーでファーストダウンを更新される。その後、早稲田の反則が続き、一時はゴール前24yd地点まで後退するものの、その後のランプレーでゴール前3ydまで攻められる。フォースダウンの状況下、早稲田は確実なキックを選択しFGで点差を広げられる。(法政13-早稲田17) 6点差をつけての勝利が優勝への条件となる法政はここで点を取らないと苦しくなる場面だったがファーストダウンを一度更新したのみでいいところなくパントとなってしまう。 次の早稲田オフェンスを抑え、攻守を切り替えたい場面だったが早稲田は36yd、27ydのロングパスを通し、時間を使いながらオフェンスを展開していく。法政はディフェンスの粘りを見せたいところだったが最後はリーグのリーディングラッシャーである早稲田エースRBにエンドゾーンまでボールを運ばれタッチダウンを許す。残り試合時間が5分を切ったところで法政にとって苦しい追加点となる。(法政13-早稲田24) 法政のオフェンスシリーズ、自陣27ydからのオフェンスは最初のプレーでQB#8小田賀がRB#30阿部にスクリーンパスを通しそのまま25yd走り、敵陣へと攻める。その後もQB#8小田賀やQB#12勝本のランプレーで敵陣17ydまで攻め込むと最後は#11高津佐からのパスをエンドゾーンでWR#81神がディフェンスと競り合いながら執念でボールをキャッチしタッチダウン。キックも決まり4点差に詰め寄る。(法政20-早稲田24) 試合時間は残り1分49秒。ここで法政はオンサイドキックを選択。このボールが2つ目のバウンドで大きくはね#11高津佐の前へ。しかし、このボールは早稲田に抑えられてしまう。 この後の早稲田オフェンスをLB#47松永、LB#57斉藤(佑)が連続でロスタックルに仕留め、パントに追い込む。 逆転にのぞみをつなぐ残り1分21秒からの法政オフェンス。 タイムアウトを使い切った法政は#11高津佐からWR#80小山へのパス、高津佐自らのランで前進するも4thダウン5に追い込まれ、ギャンブルを選択。パスを投じた高津佐のボールはこの日4回目となるインターセプトを喫し万事休す。 攻守交代となり最後は早稲田のVフォーメーションで試合終了。優勝を掛けた最終節であったが、この試合に限っていえばターンオーバーの数が顕著に勝敗に表れる結果となり、4勝2敗で今シーズンのリーグ戦を終えることとなった。

4.    結果報告 早稲田戦をもちましてリーグ戦の結果3位となりました。 悔しい結果となりましたが来年はこの悔しさを糧に優勝を目指し励んでまいります。 一年間応援ありがとうございました。 以上

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