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なぜ大学でバスケを続けるのか〜No.1〜

 

みなさん初めまして。4年学生コーチ多治美篤です。チームとして初めての試みの1番最初を受け持つことに不安と責任がありますが、後輩に繋げれられるような文章に出来ればと思います。

なぜ大学バスケを続けているのか。

 こう問われた時にいくらでも言葉は出てくると思う。学生としてバスケを通してこういった活動に参加できるのは大学が最後であるからであったり、今までの自分を変えたいということであったり。ただ僕にはどれも自分の解答としてはこれだというものはなかった。その中で何が自分自身を動かしているのだろうかと考えた時に、バスケットボールが好きであるという単純な理由が1番のモチベーションであることに気づいた。これが何よりもの大学でバスケを続けている理由だと思う。僕にはこれ以外の理由は見当たらなかった。

 正直この大学の4年間の間で相当なことがあった。辞めたいと思ったことは1回や2回ではないと思う。下級生の時の経験というのは自分の立場にとってはものすごく有り難い経験ではあったが、その反面チームが良い状況だったかというとそうではないと思う。2年連続降格という結果だけでは計り知れないものもたくさんあった。

 そういった下級生を経て始まった3年生のシーズン。全てが変わるシーズンだった。僕にとっては前年から準備はしていたが、責任とプレッシャーは相当なものだった。全てが初めてで、起きる事全てに正解というものが存在しない中で自分が正しいと思って大人にぶつかったことは何度もあった。先輩に対しても後輩に対しても相当な迷惑をかけたと思う。僕に関わってくれた人全てに謝りたい。結果として2部に昇格できたが、もっと上の結果も出すことができたと思う。今年のシーズンに関してはまだ終わってないので振り返りすぎるのは良くないが、結果として1部昇格を達成することができたが、もっとより良い結果、より良いチームになることができたと思う。女子バスケ部にも最後の1年間関わったが、もっと良い結果が出せたと思っている。

 全てが自分の実力のなさ、努力の足りなさからくるものだと感じてる。1人では何もできない。特に後輩のスタッフがいなかったら今の自分はこの部活にいないだろうと思う。だからこそインカレでは今まで達成できなかったジャイアントキリングを起こしたい。同期後輩たちに良い思いを少しでも経験してほしい。この学生コーチという立場としても4年生としても最後それだけの責任があると思う。自分ができることはタフネスのあるチームにしていくことしかない。

 僕が尊敬しているセルティックスのヘッドコーチBrad Stevens がタフネスとは何かという問いに対し、次にすべきことを何度も何度も行う能力であると答えていた。自分たちのやるべきこと以外にコントロールできるものはないからこそ、インカレでは自分たちのやるべきことにどんな状況でもチーム全員が信じ行動するチームになれば、可能性しかないと思う。残りの日々時間を無駄にせず行動していきたい。

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